11月26日には、とても思い出に残るコンサートがありました。
現在NHK交響楽団に所属している猶井悠樹君とのデュオリサイタルです。
私たちは小学校の同級生で、兵庫県西宮市の北の方で育ちました。
都会とは言えないけれど空気の澄んだ良いところです。
当時からお互いヴァイオリンとピアノを習っていることはもちろん知っていましたが、まさか大人になって一緒にコンサートをするなんて思ってもいませんでした。
一度大学生の時、ふとしたきっかけで一緒にジョイントコンサートを企画したことがあったのですが、
その時はお互い若かったこともあり自由に(好き勝手とも言える。笑)弾いていたと思います。
でもお互い年齢と経験を重ねて色んなことを理解し、本当に充実した内容のコンサートにすることができたと思います。
私がヴァイオリンの曲で一番好きなフランクのソナタをメインに、イザイを副テーマとしたプログラム。
短調のモーツァルトソナタやショーソンのポエムなどどれも素敵な曲でしたが、ずっと演奏したかったフランクを弾くことができて本当に幸せでした。
東京と大阪で離れた中、リハーサルや話し合いを重ね一つのものを作り上げていく過程は、本当に尊く楽しい時間でした。
演奏の素晴らしさはもちろんですが、演奏外でも猶井くんは私には思い付かないようなアイディアをたくさん出してくれて本当に尊敬、そして感謝しています。
ありがとう。
彼と演奏はもちろん会うのも十年以上ぶりだったのですが、音楽が縁を繋いで間の時間をも埋めてくれたと思います。
改めて音楽って素敵なパワーを持っているなあと感じました。
このデュオは定期的に演奏していけたらと思っています。
次回に備えてこれからも精進します✨
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